60GHz 周波数帯を用いた広帯域・短距離型無線通信 (RF) について、研究の中心となっている GEDC のリリースニュース。
- 時期
- ピアツーピア通信は2年以内
- 3年以内に多くの PNA (personal area network) アプリケーションが出てくる予定
- 通信距離
- 数メートル
- 壁や人間の皮膚で容易に遮断される(健康への影響なし)
- 通信速度
- 1m で 15Gbps, 2m で 10Gbps, 5m で 5Gbps を既に実現
- 来年までに倍を目指す
- 想定している用途
- データ通信
- 動画
- Firewire, USBの置き換え
- 標準化
- ECMA
- 2月に会合を持った。大手通信機器メーカーなどから代表参加。
- 10月に再度会合。技術的な決定最終化。
- IEEE
これが 2, 3 年で市場投入されて広まるとなると、だいぶ風景が変わりそうだ。会合参加者に Newlans とあるけど、どこだろ? その筋では有名な会社or研究組織なんだろうか。
以下覚書Georgia Electronic Design Center (GEDC) の科学者達
超高周波数無線 (RF) を用いた短距離広帯域通信
3年以内に「数Gbps無線」が多くの personal area network (PAN) アプリケーションをもたらす。
次世代家庭マルチメディア
DVDを数秒で転送できるデータ接続
RF
周波数60GHz
米国では自由に使用できる (免許不要)
既に実現
1m で 15Gbps
2m で 10Gbps
5m で 5Gbps
想定している用途
・ビデオ
・データ通信
超高速ピアツーピア通信
2年以内に利用可能に
MP3 プレイヤー
携帯電話
キオクス
大量のデータを数秒で転送できるように
データセンターではラックサーバへのインストールがケーブル不要に
「利用可能なスループットにおける巨大な飛躍。10GpbsではDVDをキオスクから携帯電話に数秒でダウンロードできる、2台のラップトップや2台のiPodを素早く同期できる」
現在のデバイスの I/O システムは、そのような速度に対応できない。
現在 Firewire や USB を用いているデバイスでも RF が利用されうる
高解像度ビデオも主要な応用。DVDプレイヤーを手元に置き、5~10m先のスクリーンに転送できる。
現在の最大の挑戦:
データレートの向上
既に小さい電力消費のさらなる減少
来年には転送レートを現在の2倍に
Georgia Tech チームは、現在の無線LANで使われ値える WiFi との互換性を維持する方法について検討中
GEDC の研究者
システムアーキテクチャの変更により
データ転送を行う CMOS RF 統合回路の
インリジェンスと効率を追究
advanced CAD tool, testbed equipment を利用
重点研究対象 RFコンセプト
・single-input-single-output (SISO)
・multiple-input-multiple-output (MIMO)
・WLAN 802.11, WiFi 標準との後方互換性
「システム設計と回路設計の結合、アナログとデジタル技術の活用を追究。
解決すべき mixed-signal problem の問題がとてもエキサイティング」
健康上の問題はない
・転送電力が極めて小さい (10mW以下)
・60GHz周波数は皮膚で止められ、体内に侵入できない
通信が容易に遮断できることは、オフィスや集合住宅での使用に際して実用性を増す。
信号が壁で遮断されるので、近隣との混信が防げる
現在は、この通信帯域での世界標準規格はない (GEDC Director Laskar)
新たな 60GHz 標準について議論するため、ECMA International computer-standards Organization は GEDC で 2 月に会合を行った
3日間の会合参加者には下記の代表が含まれる。
Electronics and Telecommunications Research Institute of Korea
GEDC
Intel Corp.
IBM Corp.
Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. (Panasonic)
Newlans
Philips Semiconductors
Samsung Electronics Co. Ltd and Samsung Electro-Mechanics Co. Ltd.
ECMA International Organization は GEDC で 10月に再び会合を行い、技術的な決定を最終化。
IEEE も 60GHz 標準に重きを置いており、802.15.3C と呼ばれる。
Laskar 氏は multi-gigabit 技術が標準化され成熟化するに伴い、他の応用も現れてくると考えている